12/09/2011

大根の収穫と・・・

菜園の大根が収穫時を迎えました。
葉っぱも、大根もすごく大きくて、なのに少々短め(笑)大根は40cmほど。なんでかな?
でも、すごく嬉しい〜。ワクワクしながら毎日必要な分を収穫しています。
お隣さんにも、おすそわけ。
大根おろし、煮物、大根のスープ、大根の葉っぱを入れた味噌汁。
毎日大根づくし♪
自分が育てた野菜をいただけるなんて、有難いことです。

ちなみに、こちらの写真は隣の白菜です。
少し虫にかじられたけれど、これも元気に結球してくれました。
あともう少しで収穫出来るかも。

キャベツです。
なかなか結球しなかったのですが、寒くなってきたら丸くなってきました。
秋の間、バッタが葉っぱをかじりにきたので、捕まえては近くの野原へ連れていったりと、毎日格闘していました。モンシロチョウも狙いにきたので、唐辛子とニンニクの焼酎漬けを薄めた液を噴霧して、これまた毎日見張っていました。
菜園を作って、その自然と戴くということは、自然との共存や、自然との格闘など、毎日が考えたり、悩んだり。。
それでも、生きるために何かを食べるのは、人間も、昆虫も、植物も皆同じ。

何年前に植えたのか忘れましたが、ジャノメエリカ(ヒースの仲間)が、びっしりと蕾を着けていました。花が開くとピンク色に辺り一面が染まります。今年も元気に育ってくれてありがとう。

バラのアンジェラが、12月9日の今朝は雪が少し降ったのに、まだ咲いてくれています。
キッチンのガラス越しにピンク色の花が見えて、とても綺麗!
左にちらりと見えるのは、ロサ・エグランテリア(スイートブライヤー)の実です。

植物を見ていると癒されます。

10/29/2011

キッチンのシクラメン

昨年の晩秋に頂いたシクラメンの鉢。

冬中、綺麗な花を次々と見せてくれました。
以前購入したシクラメンだと、春から夏は休養中で花は咲かないのですが、一冬越した真夏にもどんどん花を咲かせてくれました。
しかも、途中ポキッと折れた葉を水に浸しておいたら、下方から根が出て、蕾が出てきました。 
それを鉢に植えたのが、写真後方に見える茶系のボーダー柄の小鉢のシクラメンです。                     
そして、気温が下がってまた秋になって10月も終わろうとしているこの時期。
鉢の中では、またビッシリと蕾が出てきました。
一年中咲いているので、疲れないのかしら?と思うのですが、大丈夫?
またシーズン本番を迎えるので、冬の間中、キッチンは美しいシクラメンの花で賑やかに彩られると思います。本当にいつもありがとう♪

10/17/2011

大根を間引き。そして収穫♪

夏から復活した菜園。
今年は手始めに、ブロッコリー、キャベツ、大根を植えてみました。
今回からは家族も手伝ってくれることになって、大変有難いです。
土を盛ってもらって、菜園スペースを確保してもらって、石灰を入れて、元肥を入れて・・・と。
その作業を主人が担当してくれました♪
どうやら、必要な鍬や肥料を次男と主人が夏にホームセンターに買いに行った時、店員の方に有機栽培方法を教えていただいたらしく、帰宅後
「枝豆のサヤなどは食べた後、空いた土地に埋めて肥料にしていくと良いらしい。」
などと言っていました。

大根の種を購入して植えつけたのが9月の下旬。
現在の菜園はこんな感じです。
手前がブロッコリーとキャベツ。奥が大根。

植え方を参考にした本は、ポタジェを造り始めた頃からずっとお世話になっている
「人に優しい・環境に優しい 有機・無農薬の野菜作り」(ブティック社 ISBN4-8347-5366-2)です。
この本は、初心者に優しい野菜の植え方は勿論のこと、混植のコンパニオンプランツのことや、木酢液、竹酢液、堆肥作りのことなど・・・本当に役立つ情報が読みやすく書かれた本です。

大根は間引きながら栽培しているので、間引いた葉っぱ部分は、収穫しました。
間引いた大根の葉。
昨日も今日も間引いて収穫して、茹でて「おひたし」にしました。
昨夜「おひたし」にした分がとーーーっても美味しくて、家族皆で感謝しながら食べました。
今日も楽しみです。

9/13/2011

Hop(ホップ)の雌花と長芋のむかご

今朝ゴーヤの水やりを終え、何気なく庭を眺めていたら、
あらまぁ!! ホップの花が咲いていました。
ホップって、あのビール(Beer)の材料になるホップ(Hop)の花です。
ホップは雄雌異株で、この花は雌花なので、雌株になります。

小学館発行の「ハーブ・スパイス館(ISBN4-09-103393-8)」によりますと、ホップは古代エジプト時代から薬草にされていたそうで、中世からビールに用いられるようになったそうです。ビールに用いられる部分は、雌花の基部にできる「ルブロン」と呼ばれる黄色い顆粒だそうです。
その「ルブロン」って、どんな感じでしょう? あぁ!確かに有りますね!
(下の写真をクリックして、拡大して見て下さい。)
雌花をもう少し近寄って撮影すると、たしかにプチプチとした黄色い粒が見えます。
初めてマジマジと見たホップの花。
というのも、このホップを栽培してから10年近く経つのですが、花を見たのは今年初めてで、苗を購入してからというもの毎年、蔓が伸びて葉が茂っても花を見たことが無かった為、ひょっとしてまさか雄株かな?などと思ったりしていたのです。

上記の「ハーブ・スパイス館」をよくよく読むと、日本にホップが導入されたのは明治初め頃だそうで、その時から雄株は日本には入ってこなかったとありました(笑)
蕾をつけるまでに、ある程度環境が整わないといけなかったようで、私の庭では蕾を見るまでに10年の歳月がかかってしまった・・・ということみたいです。
ちゃんと、ビールの原料として栽培しているところでは、もっと手入れをして早く蕾をつけれるのでしょう。
もし雄花と雌花が受粉すると、ルブロンの香りが失われてしまうため、ビールの原料として栽培されているところでは、雄花は栽培されないらしいです。

そもそも、このホップを栽培しようと思った理由は、ビールを作ろうと思った訳ではなくて(笑)、萩尾エリ子さんの著書「ハーブの図鑑(池田書店・ISBN4-262-13611-6)」の表紙のホップの写真がとても優しく美しくて、可愛くて実際に見てみたかったからです。
その萩尾エリ子さんの本によると、
「春も秋も楽しい---若芽をポキリと折って、かご一杯集めるのは、春の楽しみのひとつです。バター炒めやオムレツを味わって春を実感します。新鮮な青い苞の香りは、清々しいものです。」
とあって、春の若芽をバターで炒めたり、秋の蕾(苞)の香りを活かして枕の中に忍ばせ、安眠枕を作ってみたいと、ずっと思っていたのです。

今年はまだまだ収穫量も少なく、蕾の大きさも小さめなので、そういった利用は出来ず、ただただ花を眺めているだけですが、花が咲くことを確認できただけでも、なんだかワクワクしています。
来年以降もたくさん苞が見れて、いつか、安眠枕と美味しいホップ入りオムレツを楽しめる時を楽しみにしています。

<オマケ>
何年か前に埋めておいた長芋の一部が毎年芽をだし、この時期立派なむかごが採れます。
今年は一段と大きな「むかご」になりました。
これらの「むかご」は、またまた上記小学館の「ハーブ・スパイス館」によりますと、むかごは腋芽が変形したものだそうです。面白いですね。
「むかごご飯」や、少し甘めの「ころ煮」にして食べると美味しいです。

9/08/2011

ツマグロヒョウモン(蝶)

あれ?毎日水をあげていて気づかなかった。玄関前のニオイスミレの鉢のこと。
9月4日
葉っぱが何かに食べられた跡があるなぁ・・と見てみると・・・
居ました。ツマグロヒョウモン蝶の幼虫です。
正直、初めて見た時は、ギョエーと思いました。グロテスクでお世辞にも可愛いとは思えなかったんです。
最初何の幼虫か解らなくて、刺もあるし、毒があるのかと思っていました。
昆虫の本やら、ネットで調べたところ、この幼虫が庭で時々見かけるツマグロヒョウモン蝶の幼虫だと知って、正直複雑な気がしました。
過去にツマグロヒョウモン蝶は、優雅にミントなどの蜜を吸っている姿を写真に納めたりしていたのですが、この蝶の生態については(興味がなかったのだろうと思います)全く調べたことが無くて、幼虫を見たのは今回が初めてでした。
調べてみたところ、食草はスミレだということでした。
我が家の玄関先には、ニオイスミレの鉢と、道路のコンクリートの隙間に踏まれて可哀想に思ったどこからかの種がこぼれた野生のスミレを移植した鉢があって、なるほど!! ここは外敵に襲われる危険が少なそうな場所です。

これだけ容姿が可愛くないと、人間にも嫌われそう。。。
キアゲハやナミアゲハの幼虫は、見た瞬間「可愛いな」と思ったものでしたが、この子は可愛いとは思えなくて・・・しかも毒虫っぽい。。
でも、きっとこの容姿も身を守るために進化したものなのかなぁ。。。とか考えていたら、雌のツマグロヒョウモン(成虫)は沖縄とかに生息している「カバマダラ」という蝶に似ているという情報を見つけました。
カバマダラのほうは有毒だそうで、この蝶に似せることによって外敵から身を守っているみたいです。
幼虫は食草も違うし、容姿も違うので、幼虫の時に間違うことはなさそうです。

9月7日
動きが鈍いなと思っていたら、蛹になる準備を始めていました。
午前中に撮影したのですが、みるみるうちに姿が変わっていきました。

9月8日
蛹になっていました。
たった一日でこのように姿が変化すると、辛くないのかな?なんて考えてしまいました。
この子は雄?雌?どちらだろう?
蛹の段階で見分けることが出来る何かがあるのかな?
ツマグロヒョウモンは性別でかなり異なる容姿なので、羽化するのが楽しみです。

ふとすぐ近くの葉を見てみると、この子よりも小さな幼虫も見つけました。
最初グロテスクだと思っていたのに、毎日観察していると不思議なもので、少し可愛く見えてくるものです。。。(・・・といっても、キアゲハの幼虫の時みたいに触ることは出来ませんが。。。)

スミレには申し訳ないですが、繁茂した部分を整えようと思っていたので、その部分を少しこの子達に分け与えることを許して下さい。

8/01/2011

新しいPOTAGER(ポタジェ)を、スタートします。

2000年から造っていた菜園(ポタジェ)を新しく造りなおすことにしました。

ポタジェも今日からリスタートします。
気追わず、ゆるゆると更新していきたいと思います。


地区からゴーヤの苗の配布がありました。
お隣さんが、我が家の分の苗も頂いてきてくださったので、今年はゴーヤでグリーンのカーテンを造りました。
ゴーヤの雄花

ゴーヤの雌花が咲きました。

雌花を横から見たところ。
小さくてもちゃんとゴーヤです!

雄花と雌花で人工授粉してみました。

前回(数年前)、ゴーヤを栽培した時は、上手く出来なかったので、今回は膨らんでくれるといいなぁ・・・。

2011年8月1日のゴーヤ

植え付けが遅かったのですが、すくすくと育ってくれて、けっこう膨らんできました♪
毎日観るのがとても楽しみです。とーっても可愛いです。

ルッコラ(ロケット)・トマト・モッツァレラチーズとハーブソルトを使ったランチ

<旧ホームページよりの転載です>


夏に蒔いたルッコラ(ロケット)の種が無事発芽して、9月頃から少しずつ収穫できるようになりました。そのルッコラとモッツァレラチーズやトマトをトッピングしたランチです。タイム・オレガノ・ローズマリー・スイートマジョラムを乾燥させて作ったハーブソルトを振りかけていただきます。

<ルッコラとフランスパンのランチの作り方>
・ルッコラを収穫します。
ルッコラは過去には春、種を蒔いていましたが、夏に徒長して開花してしまい、長い間葉を楽しむことが出来ませんでした。今年はダメもとで夏に、種を蒔いてみたところ、冷夏の影響もあってか、簡単に発芽しました。最初の頃アブラムシにやられそうになったのですが、それでもその後は全く害虫の被害にもあわず、虫食いの無い綺麗な葉を収穫出来るようになりました。

・ハーブソルトの作り方。
香草(何でもOKです。私の場合はタイム・オレガノ・ローズマリー・スイートマジョラムを使用)を収穫して乾燥します。カリカリに乾燥した香草は、細かく刻んでおきます。それと塩(自然塩がいいのですが、無ければ普通の塩でもいいです)と同じ量で混ぜ合わせます。数日置いておくと、香草の香りが塩に馴染んできます。

・パンに乗せていきます。
まずフランスパンを1cmくらいの厚さにスライスして、オーブントースターでこんがりと焼きます。焼き上がったパンにエクストラバージンオリーブオイルを塗ります。(オリーブオイルが苦手な方はバターでもOK。)その上にスライスしたトマト、モッツァレラチーズを重ねていき、最後にルッコラを乗せます。その上から作っておいたハーブソルトを振りかけます。
ものすごく簡単なので、試してみて下さい。モッツァレラチーズの変わりにクリームチーズでも良いですし、以前ご紹介しましたソレルのチーズを乗せても美味しいです。


<ルッコラと水菜のサラダ>
庭で育っているルッコラと水菜を利用して、サラダを作りました。ルッコラと水菜に水にさらしたタマネギを混ぜるだけ。彩りよく、お庭で咲いているパイナップルセージなどサルビアの花を散りばめ、お好みのドレッシングを掛けて戴きます。

<ルッコラと水菜の作り方>
・サラダの材料を用意します。
ルッコラ、水菜、タマネギ、サルビア(パイナップルセージ、サルビアグレッギーなど)を適量用意します。
ルッコラと、水菜は5cm程の長さに切ります。スライスしたタマネギは水にさらしておきます。

・材料を混ぜ合わせます。
材料を良く混ぜ合わせ、器に盛りつけ、サルビアの花を散らします。ドレッシングはお好みでどうぞ。私は、EXバージンオリーブオイル+アップルビネガ-が半々、すり下ろしたニンニク少々、上で紹介したハーブソルトを混ぜ合わせて戴きました。ニンニクの代わりにバルサミコソースも美味しいですよ。

POTAGER(ポタジェ)のお話26 毛虫多発注意報!

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載しています。)
26話目は2006年の9月に記載したものです

今回の画像も、2番目の写真を閲覧するのは少々覚悟がいるかもしれません。
有機栽培、自然農法で作り続けたい・・・と願っていながらも精神的に苦悩だらけの日々です。

<秋のアンジェラ>
9月になると四季咲き性の強い薔薇がまたチラホラと咲き出しました。特に最近美しいのはアンジェラ!
我が家のアンジェラは、春よりも、夏よりも、断然秋が美しく感じれます。春はまだ恥ずかしそうに数少なく咲き、夏はせっかく咲いてもカメムシに花びらを食べられてしまったりで、なかなか華やかさに欠けるのですが、秋は新しく伸びたシュートの脇枝からどんどん花芽を形成して、カップ咲きの花がポコポコと次々咲き出すのです。その美しさにただただ魅了されてうっとりとしていたのですが・・・!  
花の咲いている側の新葉は綺麗なままなのですが、老枝のほうをよくよく観ると葉っぱの一部が透かしたように変色していたのです! や~な予感!!! 恐る恐る割り箸で葉をつまんで葉の裏を見てみると・・・・・

<イラガ(中央のデカイ毛虫)とヒロヘリアオイラガ>
ウゲェー!!!! 案の定いました!! しかもイラガだけじゃなく、ヒロヘリアオイラガまで居るじゃありませんか! どちらも刺されると激痛の走る毛虫です。毛虫というと、今年は本当に毛虫に悩まされた年でした。

7月にヤマボウシの木でこの「ヒロヘリアオイラガ」の幼虫軍団を見つけ、8月には木香薔薇で「ヒメシロモンドクガ」の幼虫軍団を見つけ、9月に入ったと同時に桑の木(マルベリー)で「アメリカシロヒトリ」の幼虫軍団を見つけ、やれやれやっと平和な毎日がやって来ると思っていたところに、またまたこの「ヒロヘリアオイラガ」と「イラガ」の幼虫軍団を見つけてしまったのです。。。。。。

我が家はこれらの樹木の側には小さいながらもハーブ園があるので、化学薬品による消毒は絶対したくないので、一つ一つ全て割り箸でつまんで、最後に可愛そうだけれど捕殺しています。
その度に悩むこと・・。
無農薬栽培だとか、有機農法だとか言っても、やっぱり作物の害虫となるものが発生した場合には、化学薬品を使わないにしても、結局捕殺している私・・・。キアゲハの幼虫は見守っていたのに、生きる為とか、薔薇の為とか、いろいろな生命を天秤にかけて、自分に都合の良いように生かしたり、捕殺したりしてる私・・・。

多くの生命の犠牲の上で生きている自分!!!!命は尊いものだと思っていたのに、命を犠牲にしなければ生きていけない?

やはり、時々あの「ヨダカ」のように、時々悲しくなってきてしまうのです。
ひょっとして・・・地球にとっての本当の害虫は、虫じゃなくて、人間なのでは?とまで思ってしまう時があります。

とにかく、被害を最小に抑えるには、忙しくても時間を見つけて、日頃からもっと庭のチェックをこまめにしなければ!!と反省しました。

POTAGER(ポタジェ)のお話25 生ゴミ堆肥とミミズコンポスト

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載しています。)
25話目は2004年の5月に記載したものです
今回の画像閲覧は、ちょっと覚悟がいるかもしれません。
ポタジェ(野菜、草花、薔薇などを混植した、整形式の見た目にも美しい菜園)を<BR>
有機栽培、自然農法で作り続けたい・・・と願っているその裏方のお話です。


<ミミズが作ってくれたコンポスト>
これは、生ゴミ堆肥の底辺に出来たコンポストを、荒めのふるいにかけで出来たものです。

ミミズコンポスト・・・。最初の頃は、実は作ろうと思って作った訳ではなかったのです^^;  とにかくかさばる重~い生ゴミを何が何でもゴミにしたくなくて、朝晩出る生ゴミ(たまねぎ・にんじん・ジャガイモ・りんご・柑橘類などの皮、白菜・キャベツなどの外葉など・・)を刻んで生ゴミ堆肥場にポイポイと入れたり、あとは落ち葉や、糠などを混ぜて、生ゴミ堆肥を作っていたのでした。(堆肥場といっても、穴を少し掘って、ブロックで囲った場所に、生ゴミを入れ、ベニヤ板などで蓋をしただけの簡単なものですけれどね。)そうしているうち、そこに1年くらい前からミミズが大量発生したのです^^;ミミズが増えてから、生ゴミの分解することの早いこと!!ミミズが繁殖したことにより、アッという間に生ゴミがどんどん堆肥になっていきます。

ミミズの作ってくれた堆肥はすごく保水性と通気性に優れているといわれますが・・・本当にフカフカしたものになっていました。これを、発砲スチロールの容器に入れて、草木灰を混ぜ、何回か日光浴(堆肥の中の虫や、雑菌を日光殺菌で軽減?・・しているのかな?)をさせながら撹拌。。。を繰り返して、サラサラのこの堆肥が出来ました。


<堆肥場のミミズ>

堆肥場にいるミミズです。大きさは大小さまざま・・。本当に小さいものでは、糸のように白くて細いものもいます。その数は多分数万匹!!生ゴミを好むミミズは、畑でよく見かけるミミズとはまた違う種類のミミズだとか・・・。はっきりと確実な種類はわからないのですが、生ゴミに自然に勝手に群がってきたのですから、多分野菜クズなどに集まるといわれる、シマミミズと赤っぽいミミズのようです。

<ミミズの子供>その中から一匹を拡大。
このミミズは体長が約1.5cmほどです。よく見ますとハッキリと横シマが見えますよね。

<ミミズの卵とフレンチソレル>
堆肥場から出てきたミミズの卵。これは孵化が終わった後の卵の殻(?)だと思います。ミミズがコンポストを作るまで、実はミミズが卵を産むことも知らなかったのですよ^^ 1個は直径5mmくらいで半透明なカーキ色をしています。ここから何匹の赤ちゃんミミズがでて来たのでしょうね?まだまだ観察しなくては・・・。

生ゴミ堆肥って、臭くない?といわれますが、ところがほとんどニオイが無いのです。適度な酸素があること、ミミズがすごい速さで生ゴミを分解してくれること・・などにより臭いがないのかも・・。

ミミズコンポストについては、まだまだ学ばないといけないことばかりなのです。酸素は通したいけれど、ミミズ以外の虫は寄せ付けたくない。。。そのためにはどうしたらいいのか?これからも悪戦苦闘すると思いますが、この堆肥作りをしていきたいと思います。
庭に堆肥場が作れない場合、よく見かけるレルン社のキャノワーム(オーストラリア製)などを利用しても良いでしょうし、もちろん手作りのミミズBOXなどで、オリジナルのアイデアで作るのも楽しいと思います。私も最初がミミズコンポストを作ろうと、取り組んだ訳ではないので、まだまだこれから改善しなくてはいけないことが多々あります。

ミミズコンポスト・・・はまりだしたら、抜け出せないくらい、結構楽しいですよ。
そして何よりも、この生ゴミ堆肥+ミミズのお陰で、生ゴミのほとんどが「ゴミ」では無くなって、ミミズのエサなり、ゴミ袋が軽くなったことが一番の嬉しいことです。
このフレンチソレルは今年からはミミズ君が作ってくれた堆肥で育てています。茎の赤が鮮やかなので、すごく美しいです。

~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話24 秋の恵み

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載していま


す。)

24話目は2003年の10月に記載したものです
天高く馬肥ゆる秋ですよ~。収穫を楽しみました!


<キッチンガーデン3の収穫>
2003年9月~10月に掛けてキッチンガーデン3では、いろいろなものがひしめき合うくらい大きくなって来ました。マリーゴールドも千日紅も、アーティチョークもしっかりと根付いたようです。そしてルッコラとサツマイモのエレガントサマーを収穫をすることが出来ました。

収穫したルッコラです。ルッコラは虫が付くこともなく、種蒔きのタイミングも良かったのか、徒長することもなく、適度な収穫を数回おこなっています。時々外葉から収穫していけば、新しい葉がどんどん出てきます。ゴマの香りのピリリとした香ばしい香草野菜。ルッコラとトマトとモッツァレラチーズのフランスパンのランチも作り堪能しました。(詳しくは、HARVESTにて) 


さてさて、エレガントサマーも収穫できました。
友人に頂いたエレガントサマー。エレガントサマーはサツマイモですけれど、芋を食べる為のサツマイモではなくて、葉柄(葉っぱがついているジク)を食べる目的に作られたそうです。でも、お芋も食べてみたいですよね。芋掘りをしましたら、狭い場所に植えたのに、結構芋が採れました。しかも綺麗な赤紫色をしています。エレガントサマーの葉柄は、毛が無くてえぐみもないのでお料理がしやすいようです。収穫した葉がらを使って、サツマイモの葉がらの佃煮と、芋ようかんを作りました。


今年たくさん収穫できたのは紫蘇です。
赤紫蘇は、数年前からこぼれ種で毎年あちこちから芽が出てきます。今年は生育がとても良くて、この紫蘇などは私の肩の高さほどもあります。その赤紫蘇が9月頃から花が咲き、その後その花穂から「紫蘇の実」が出来ます。収穫のタイミングを逃さぬよう毎日収穫時を狙っていました。赤紫蘇は実が膨らみ出すと赤色が緑色になってきます。先端部分まで完全に緑色になってしまうと、実が堅くなってしまいますので、そのあたりが難しいのです。


<収穫した赤紫蘇>赤紫蘇は、1週間に2回ほど収穫しても1ヶ月くらいは収穫出来そうです。


<紫蘇の実>収穫した紫蘇の穂をよく洗って、実だけを集めたところです。


<収穫した紫蘇の実を使って>
収穫した紫蘇の実で、めんつゆ漬け(写真右下)と、味噌漬け(写真左)を作りました。紫蘇の穂のまま漬け込むワイン漬け(写真右上)も作りました。めんつゆ漬けはお友達のmintさんから教えて頂きました。味噌漬けとワイン漬けはお友達のマーサさんから教えて頂きました。今年この沢山の紫蘇をどうやって楽しもう?と思いましたが、紫蘇の実を使った美味しいメニューを習うことが出来て、紫蘇の収穫をとても楽しむことが出来ました。mintさん、マーサさんの紫蘇の実を使ったメニュー。本当に美味しいですよ~。感謝です♪

その他、スイートブライヤの様子です♪

<スイートブライヤー>
今年は、8月にカメムシの被害にあってしまい、一部のヒップがカメムシに吸汁されてしまい、落実したり膨らみが悪かったりしました。アブラムシがいないからと安心して、防虫を怠っていた時にカメムシがやってきたのです。カメムシは木酢液が大嫌いなので、適当に散布をしていれば防げたのに。。。と思うとくやしいですね。どうにか残ったローズヒップは順調に育っています。オレンジ色になってきました。収穫はもう少し後になりそうです。

 ~To be continue ~

POTAGER(ポタジェ)のお話23 新しいキッチンガーデン

(ポタジェのお話は2000年から旧ホームページに書き綴ってきたものを、こちらに転載していま
す。)
23目は2003年の9月に記載したものです

9月、4年目のポタジェの朝です。

9月になっても暑さが衰えることなくジリジリとした太陽が照りつけます。早朝に写真を撮ってみました。

<左>
ハニーサックルは新芽が次々に出て、また花を咲かせ、四季咲きの薔薇は咲きだし、夏から咲いているサルビア・インディゴスパイヤーは長い花穂を伸ばしています。
<右>
レモングラスは収穫出来るほどになりました。このレモングラス、昨年はあまりに大株になってしまい、鉢上げせずに露地植えのまま冬を越したのです。それで枯れてしまったかと思ったのですが、春になったら新しい葉が出てきました。少々荒すぎる栽培法だったみたいで。。。今年の株の大きさは昨年の半分くらいになっています。今年はマルチングをして寒さ対策をきちんとしてあげたいと思います。

あの新しく造ったキッチンガーデン3には、7月の終わりに種を播きました。その時の発芽の様子です。


 
<ルッコラ(ロケット)>
友人から頂いたルッコラの種が芽を出しました。嬉しいですね~。たくさん混み合っていますので、間引きました。間引いた芽は?と言いますと、有効利用して、スプラウトとして丁寧に洗って、冷たく冷やしたサラダのトッピングにして、頂きました。ルッコラは胡麻の風味がして美味しいですね。ルッコラの夏蒔きはかなり大胆な方法。芽が出ても徒長してしまうのでは?と思ったのですけれど、徒長する前にどんどん間引いていって、摘んでいけばいいのですよね。そして種を採りたい株のみ残しておくというのもいいのかしらね。種から芽が出てくるというのは、こんなにワクワクするものなのですね。

さて、その後どうなったかと言いますと・・。1ヶ月過ぎた様子です。

ルッコラ、マスタードはどうにかすくすく育ち、その間に植え込んだマリーゴールドもどんどん生い茂りました。他に、サツマイモや千日紅、アーティチョークの苗、アスパラガスなどなど。。。ちょっと欲張りすぎですかね!


ルッコラは、今が一番美味しそうな時期です。下葉から摘み取りサラダに入れたり、お浸しにしても良いですね~。

<エレガントサマー>
サツマイモのエレガントサマーです。葉っぱがかなり大きくなってきました。収穫が楽しみです。
私はそれぞれの植物を植え込むとき、そのとなりに時々マリーゴールドを植えます。植物によっては、ネギやチャイブを混ぜ植えしたり、コンパニオンプランツの活用で極力農薬を使わないようにしています。

<茄子とレモンバーベナ>
茄子は採れるときは10個ほど。。レモンバーベナは収穫しないと下葉がどんどん枯れてしまうので、収穫して切りつめるとその下から脇芽が出て、新しい枝が伸びてきます。


<サツマイモの金時>
5月に植え付けたサツマイモの金時です。大きなお芋が採れました。
これから、秋のお野菜を植えたいと思います。水菜と芽キャベツと、サラダ野菜。。このキッチンガーデンにもう少し、植え替えて、そしてズッキーニの跡地と、プランターにも・・。

今年ゴーヤは思うように育たなくて、大失敗です。何が悪かったのでしょう?思うようにはいかないものですね!来年、再度挑戦です。

~To be continue ~